Application Note ウェスタンブロット検出を自動化
ScanLater × StakMaxシステム

資料ダウンロード

PDF版(英語)

はじめに

ScanLaterウェスタンブロット検出システムは、時間分解蛍光(TRF)で検出されるEuropium標識二次抗体を採用することで、従来のウェスタンブロットプロトコールを改善します。この基質不要の検出方法は、酵素法よりも正確な定量化を可能にし、従来の化学発光ウェスタンブロット法と同等の高フェムトグラムレベルのタンパク質検出感度を実現します。シグナルは非常に安定しており、最終洗浄ステップ後30日までブロットを読み取ることができます。ScanLaterウェスタンブロット検出カートリッジは、SpectraMax Paradigm、i3、またはi3xマルチモードマイクロプレートリーダー装置に追加できます。

ScanLaterシステムのシグナル安定性により、従来の不安定な酵素検出法では不可能なウェスタンブロットのハイスループット一括処理が可能になります。ScanLaterを搭載したSpectraMax i3x装置とStakMaxマイクロプレートハンドリング装置を組み合わせることで、20、40、さらには50枚のブロットを自動的に読み取ることができます。このテクニカルノートでは、ウェスタンブロットメンブレンをセットしたScanLaterブロットホルダーを20プレートのマガジンにロードしました。データファイルのフォーマット、プレート処理、データ生成、データ保存を管理するためにカスタムスクリプトを作成しました。

スクリプト設定

SoftMax ProソフトウェアのOperationsタブで「Plate Stacker」を選択します。

開いたStakMaxウィンドウで「Scripting」を選択し、ファイルパス「New」を選んで新しいスクリプトを作成します。これにより、ソフトウェアにコマンドメニューが表示され、カスタムスクリプトを作成するためにコマンドを組み合わせることができます。ScanLaterの自動化では、スクリプトを次のように設定します:

スクリプトを実行する前に、ウェスタンブロットプロトコールを作成する必要があります。上記のスクリプトでは、プロトコール名は「Western blot auto.spr」であり、スクリプトの最初の行でその場所を指定し、ソフトウェアが自動的に開けるようにします。「Save Document As」ステップは重要であり、これによりデータ(.sda)ファイルと、各ブロットの画像(.tif)ファイルが保存されるフォルダーが作成されます。このステップは自動化を進めるために必須です。

ブロットの読み取りが完了すると、最終データセットが保存され、プレートは元の順序に再スタックされます。その後、データはSoftMax Proソフトウェアを使用し、定量解析用のカスタムExcel解析モジュールで分析できます。

ScanLaterウェスタンブロットカートリッジについて詳しくはこちら>>

資料ダウンロード

PDF版(英語)